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【銀中便り】弁護士の田中が「津貫 嘉之助 蒸留所祭り2024」に参加してきました

2024年11月10日土曜日、鹿児島県の薩摩半島に位置する、「マルス津貫蒸留所」と「嘉之助蒸留所」が蒸留所祭りを開催しました。
鹿児島はウイスキーより焼酎のイメージが強いかもしれませんが、最近はウイスキーも強いです。
そして、この2つの蒸留所は、鹿児島を代表する蒸留所です。

当事務所の所属弁護士である田中が、この度この蒸留所祭りに参加してまいりました。
11月10日は、朝は小雨が降っていました。
私はまず、嘉之助蒸留所を訪問。次に、津貫蒸留所を訪問しました。

第1 嘉之助蒸留所
鹿児島本線の伊集院駅から、車で15分から20分ほどすると、嘉之助蒸留所があります。
実は、この伊集院駅。私にとっては思い出の地です。
伊集院駅の目の前にある学習塾に、実に5年ほど通学していました。今でも、その風景は変わりません。
10年ほど前までは古い駅舎だったのですが、ここ数年でずいぶんと綺麗に改築ました。

私はこの日、午前10時半頃には嘉之助蒸留所に到着しました。
入り口の門付近には、あまり人がいませんでした。
「やっぱり、天気も悪いし、お客さんもいないかな。」
と思った矢先。。。

とてつもない長蛇の列が!!!
そして、2階にも並んでいる人が見える・・・
並んでみると、明らかに鹿児島弁ではない言葉を話す方がたくさんいます。
「京都から来た」「福岡から来た」といった声がどんどん聞こえてきます。
30分ほどして、ようやく受け付けが完了しました。

受け付けをしてからも人で賑わっています。
私は、1階のテントで試飲をさせてもらいました。
「嘉之助2022」を飲めました。
ハントフィル体験もありましたが、行列がすごくて断念・・・

日本一美しい蒸留所、と表現されるのは異論なし。
海沿いに位置していて、潮風も心地よいですよ。
関東在住のウイスキー友達にお会いして、挨拶もできて有意義でした。

第2 マルス津貫蒸留所
マルス津貫蒸留所は、加世田と枕崎の中間に位置しています。
40年くらい前までは、伊集院駅から鉄道「南薩鉄道」が通っていました。
「がたことん がたごとん ゆらりゆられて 南薩線」
「おじいさんとおばあさんが ゆらりゆられて 南薩線」

という懐かしい歌があります。その南薩鉄道の停車駅の一つに「津貫」がありました。
今でも、ところどころ線路跡があり、面影があります。

津貫はもともと、鹿児島の人でも知らない人がいるような町でした。
しかし、この蒸留所ができてから、津貫の知名度は鰻登りです。

マルス津貫蒸留所では、出店がたくさん出ていました。
ファミリーマートもテントを出していましたね。
そして何より驚いたのが、「振る舞い酒」と称するサービス酒。
焼酎はなんと、無料です!!
あちこちで、酔っ払いの陽気な笑い声が聞こえてきました。

売店では、これまた多くの津貫ファンが長蛇の列を作っていました。売店といっても、付属してバーも設置されています。
ウイスキーのみならず、ここのジンジャエールは飛び抜けて美味しいです。
「ジンジャエールとは、本当はこんな味なのか!!」
と思ったきっかけが、マルス津貫蒸留所のジンジャエールでした。
津貫のウイスキーも、珍しいものがずらりと並ぶ店内。
当然、飲むことができます。
がつんとくるスパイシーな味わいが、私にはたまりませんでした。

第3 まとめ
この2つの蒸留所は、どちらも決して都会に位置しているわけではありません。私も、20年ほど前までは知名度がそこまでなかったと記憶しています。
そんな2つの蒸留所が、まさにこの日はお祭りでした。これほど嬉しいことはありません。
例年この時期にやっているそうなので、また来年も参加したいと思っています。
「でねんも、走ってたもいやんせなあ。」

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